ボンジュール☆
ウチの従業員には本当に悩まされます。
人間としてのセンスと言いますか、当たり前の事が理解出来ない。
先月からかな。
ある従業員が2週間の休暇に入る事になりました。
何でもその休暇中、Trade Schoolに行く事にしたとか。
そこまでは全然問題有りません。
休暇中なんですから、個人の時間をどう使おうが会社は無関心です。
直属の上司もそうか頑張れよと応援して送り出したくらいですが、休暇が終る1日前に連絡が有り、無給休暇でイイから後1週間休むと通知が届いたんですよ。
問い合わせではなく、通知/通達/通告。
この時点で、アテシだったら解雇宣言してましたが、この上司も彼が長く勤務している好で、了解したそうなんです。
この3週間の休暇を終えて戻ってきたこの従業員。
2日もしない内に、次の週からまた11日休暇を取る申請を出してきたので、これには上司もそれは無理だと申請を却下。
何を勘違いしたのか、この従業員は、『じゃ~、首にでもしてくれ』と言い捨てる始末。
会社としても、この態度は放っておけないので、書簡にて今回の休暇申請は却下された事と上司に対する回答は、会社規定に反する行為である事を通知。
更には、無断欠勤した場合は解雇する正当な理由になる事も書いて説明をしてあげたのですが、翌週、案の定出社して来ない従業員。
こうなると、彼自身が不利になる事が全く分かっていない。正当な理由があって解雇されちゃったら、退職金も出て来ないし、失業保険も貰えない。
次回の転職の際に、必ず必要になって来るReference (保証/推薦)と言った物もウチの会社からは出ませんし、出せません。
彼は1文も貰えず辞めて行く事になるんですなったんです。
もし、彼が1ヶ月でも前に学校に戻る計画が有り、どの日程で学校に通いたいので、欠勤になるスケジュールの調整を依頼するとか、何も隣の州にまで行って通わなければいけない学校でも無いので、近所の学校にして週末出勤に変更したり夜勤にしたり、相談をする機会を作って措けば会社としても援助する事が出来たのに。
それでも、折り合いがつかないのなら、退職金を貰って辞めていく方法も有っただろうに。。。
何を勘違いしたのか・・・
いつも思うけど、自由の履き違いではないかと…
個人の自由は尊重しますし、されるべきですが、会社と言う団体生活をすると決めた訳ですよね。
だから、雇用契約に署名をした訳ですし、サインをした以上は、その団体生活に束縛される時間内は個人の自由を有る程度放棄する事になる。
今回だって、彼が学校に行くのは自由です。休むのも自由です。
ただし、会社に勤務している以上、彼の自由は会社と言った枠組みに一部束縛されてしまっているのが現実です。
自分勝手にその束縛から逃れるなら、それなりの対価があるのは当然だとアテシは常に思うのですが、これはアジア的な発想になるのかも知れません。
その対価が本人にとってマイナスになるか、プラスになるか、その判断も個人の自由です。
その代わり、自分で選択した以上責任も本人に有ります。
あ~、重ったるく臭い事書いちゃった。
結局、この従業員、解雇になったのは自分が黒人だからだと言っているそうです。
会社の顧問弁護士も呆れていました。
彼何を勘違いしたのかって。
この一連の騒動は、この上司がちゃんとドキュメントして有って彼のクレームは無意味な状態。。。
恐らく失業保険を申請しようとしたら出ないのが判ったのでは無いかと弁護士は推測していますが、真実は分かりません。
最近この手の業務ばかりで本当に業務が全く出来ない状態です。