Just Blabbering

カナダで同性婚をしたアラフィフのおじさんのたわごとです。

【箱の中】を読みました。

ボンジュール☆

 

しばらくぶりのエントリーです。

風邪を酷くひいてしまって週末は自宅で病人をしていました。

 

ゴロゴロしながらするのに1番なのが「読書」。

今回読んだのは【箱の中】 

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この本との出会いは、あるブロガーさんが推薦していたエントリーでした。

 

heykoch.hateblo.jp

 

BL小説は昔からちょこちょこと読んでいました。

国語が苦手な自分でも楽に読めるってのが正直理由でしたが。。。

その反面BL漫画はちょっと無理かも。。。

小説のあらずじは、へいこーさんのエントリーに書いてあるのでアテシは愛割しますが、読んだアテシの感想は、「続きが読みたい」でした。

【Ignorance is bliss】

知らぬが仏って訳らしいですが、本当にこの言葉がぴったり。

愛情だったり家族だったり友達だったり、アテシらの身の回りに空気の様って言うと言い過ぎかもしれないけどそれほど当たり前の様にみて、聞いて、感じる事が出来る感情も、幼児期から箱の中で生活してきた圭にとっては全く無知の世界。

彼の愛情表現や感情表現があまりにもRawでSimple。

かと言って、崇文の気持ちを蔑ろにして単純に自分の感情を押し付けない優しさ。

どこまで人を愛おしく思えばそこまで出来るのかって言うくらい圭の言動が響いてきました。

 

反面、崇文の葛藤も心底同情するし同感する部分がアテシにも有ります。

「社会」「会社」「家族」「兄弟」そして「世間体」

幾ら個人の権利や自由が尊重される社会になって来たとはいえ、個人自営業で自分の気に入った人たちとだけで生活出来る環境で無ければ、どんな判断を下すにも判断要素に必ず入ってくるもの。

それに輪をかけて、いつの間にかアテシたちが築いている「偏見」。

圭から直球で投げられ続ける愛情。

それに自分が築いて来た家族。

何が正しくて間違っているのか。

崇文が足元を掬われる感じで悩む姿がアテシには手に取るように分かります。

【Don't Judge a Book by its Cover】

物事を外見で判断してはいけない。

 

この二人がどう歩んで行くのかどうしても気になって次の「檻の外」を購入しようとしたらKindle版が無い!単行本も売り切れ状態!

アマゾンにKindle化してってメッセージ送りました。。。

 

「秘密」ってその続きも出ている様なので気になって仕方ありません。

 

 

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