ボンジュール☆
今日はアテシの目から見た北米でのプチゲイ事情について語ってみようかと思います。
LGBTQに属さない方、その中でも外専*1じゃない方にとっては、余りピンと来ない話かも知れませんがどうぞ最後までお付き合い下さい。
きっかけは、ついこないだ読んだこんな記事です。
要は、出会い系アプリでみられる人種差別。
「No femmes, no fats, no Asians」
女っぽい人、太っている人、アジア人はお断り。
良く出合い系アプリで良く見る文句。
今に始まった訳じゃないですよ。
アテシの時代も当たり前の様に良く見ました。
アテシの時代は携帯のアプリではなく、パソコンから「ピィーポォージジジジ」ってインターネットに繋げてお会い出来た出会い系サイトでしたけど。。。何か?
マジで殆どのプロファイルに書いてあったよ。
逆を言うと、女っぽい人、ちょと太め目の人、アジア人、それと歳を取った人以外はみんな書いていた感じ、爆
もちろん、100%そうだなんて言わないけど、そう思うくらいの人たちが書いていたんですよ。
もっと酷いのは、バーだったりクラブに遊びに行ってお酒を頼もうと並んでも無視されたりね。
だから、アテシはいつも直ぐにチップをいっぱい払ってバーテンダーと仲良くなって無視されない様にしていたわ。
コッチも楽しみたいから、相手がどう思おうが無視されない事の方が大事だったからねw。
コッチのクラブなんて、12時くらいからしか人も集まらないし、朝の2時には閉まるからたった2時間程度しかいないのに$200は最低でも使っていたくらいよ。
あっ、話が逸れたので戻します。
この記事の中でもフィリピン系カナダ人の子がインタビューにこう答えています。
「アジア人にしては可愛いね/イケてるね」
って昔よく言われて、その言葉に浮かれた時期もあった。
その言葉には根深い差別や偏見が幾つものレイヤーに隠されているって気が付いたのはつい最近。
今ではその言葉をオフェンシブに感じる。
「アジア人にしては」
この言葉に浮かれてしまった彼ですが、自分自身がアジア人を卑下していたんだって後々に悟ったと答えています。
知らず知らず自分自身も差別している事ありますよね。。。
どの時代にも、どこでも、大小問わず差別や偏見は存在するもんだと思っています。
常識って言っても、所変われば品変わるもんで、多種人種が混在共存しているカナダでは、アテシの常識とお隣に住んでいる家族の常識とが必ずしも同じとは限らない。
そんな中を上手にナビゲートして生きていくのってそんな言うほど簡単じゃぁ〜ありませんよ。
だからアテシ的には、ネガティビティーのフォーカスしない様にしなきゃっていつも言いきかせております。
フォーカスをポジティブに向ける様に努力しようとしています。
(まどろっこしい言い方にしたのは言うほど出来ていないからw)
「違うところ」にフォーカスを当てずに、「似ているところ」にフォーカスを当てようだとか、この人の「嫌い」な所のフォーカスせずに「良い所」にフォーカスしてみるだとか、出会い系アプリのプロフィールに「嫌いなこと」を並べてどうすんのよねッ。
じゃなくて「好きなタイプ」を並べようよとか。
巷で有名なゲイの出会い系アプリが差別を無くそうキャンペーンをしていたらしいです。
でもさぁ〜、なんだかんだ綺麗事を並べても、北米のゲイ社会にはハイアラキーがあって、アジア人は残念ながら下層にいる現実は正直当面変わらないと思うわ。
*1:恋愛対象が外国人の人たち