ボンジュール☆
唐突ですが、アテシの住んでいる町は湖の辺りにあります。
湖と言っても名だけで現実はオタワリバーという大きな河川の一部です。
2017年にこの地域に大きいな洪水が発生しました。
当時も雪解けの水、容赦なく降り続けてきた雨、そしてダムの管理不足が原因でした。
そんな中、今年もこの地域が洪水の危機に晒されています。
ウチから約1時間離れた山奥にある築104年のダムが貯えれる水量を超えてしまい水が溢れているんです。
既にキャパの10倍を超える水が流れているそうです。。。怖
その状況がこの画像です。
ダムがどこにあるのかも見えない状態です。
政府は避難警告を出しています。
同時に下流の地域にも洪水警報をだし、自主的に避難する事を促しています。
政府の発表でこんな節がありました。
千年に一度の大洪水からも守れる設計のダムだった。つまりこの洪水は正に千年に一度の洪水だと言うことだ。
本当にそうなんでしょうか。。。
Québec Historical Snowfallから引用
これを見ても2017年の積雪量は他の年に比べて多くないです。
雨量はどうでしょうか。
Québec Historical Snowfallから引用
四半期毎のグラフですが、他の年に比べても季節に比べても雨量は決して多くない。
素人の目から見た感想なので何の意味もありませんが、ただこう見ただけでは積雪量や雨量だけが原因じゃ無い。
そんな気がしてやみません。
現実、今までもっと多くの水量でもダムを溢れるほどの災害は一度もありませんでした。
それが2017年に突如として現れ、2年後の今年また洪水が発生している原因はきっと他にもあるそんな気がしてなりません。
もしかして温暖化現象の一つなのでしょうか。
今までゆっくりと溶けていた上流の湖や川が、年々短くなっている冬や、気温が一気に上がる様になった春のせいで、上流の水位自体が一斉に上がっているんではないでしょうか。
そうなると、ダムのサイズが変わるわけじゃないので、上流にあるダムも決壊を恐れて水を流し続ける。
それを受ける下流のダムは、増えた分を貯めるキャパもないので溢れる。
そして下流にある河のほとりにある町はどんどんと洪水で埋もれていく。
そんなイメージが脳裏を過ぎっています。
ダム管理を再検討しないと年々洪水は増える一方ではないでしょうか。
あ、災害があるたびに、住宅保険料も年々上がっていくんですよね。。。
これは切実とした現実問題です。