ボンジュール☆
ついこないだ「Welcome Tax」を払いました。。。
忘れた頃に来るんですよ税金の請求書って。
この鬱陶しいWelcome Taxについて今日は説明しようと思います。
最後までお付き合いくださいませ。
Welcome Tax「ようこそ税」って何?
一般的には「Land Transfer Tax」と呼ばれています。
日本訳では土地譲渡税です。
Wecome Taxの由来
「Taxe de Bievenue」って言うフランス語の訳が「Welcome Tax」です。
1976年のケベック州のロバート・ブラッサ政権下でジャン・ビエベニュ(Jean Bievenue)議員が土地譲渡税法案として提案。
80年代にケベック党が政権を取った際にギー・ターディフ議員がこの土地譲渡税を法律として成立。
法案者の名前が「Bievenue (=Welcome英訳)」だった為「Taxe de Bievenue」と呼ばれ英語では「Welcome Tax」として定着。
仏語のBievenueも英語のWelcomeも和訳が「ようこそ」となるので「ようこそ税」と勝手にアテシは呼んでいます。
1992年まではオプションだったそうですが、その後はどの都市でも新しいコンドーや家を購入した際は支払う義務になっています。
どれくらい払うの?
土地譲渡税は、購入した金額をベースに計算されます。
$0 ~ $50,000 = 0.5%
$50,001 ~ $250,000 = 1.0%
$250,001 ~ $500,000 = 1.5%
$500,001 ~ $999,999 = 2.0%
$1,000,000以上 = 2.5%
$200,000 x 1% = $2,000
$250,000 x 1.5% = $3,750
$80,000 x 2% = $1,600
合計:$7,600
Welcome Taxを払わなくても良い境遇
必ず払わないといけないこのWelcome Tax。
次の譲渡の場合は払わなくても良いそうです。
- 家族間 例えば父から息子とか息子から母親とか
- 夫婦間(婦婦も夫夫も含む)
- 離婚したカップルで離婚成立から30日未満の場合
- 価値が$5,000未満
さいごに
こんなわけでウチらも払いました。
Welcome Tax。
土地譲渡税って言われるのとWelcome Taxって言われるのとじゃ気分が違うのは何故でしょう。
ケベックでもLLT(Land Transfer Tax)って呼びませんか?