こんにちは、けび子( @wine_holic@mastodon.social)です。
これまた難しい問題がケベック州の法廷で争われております。
2019年夏に成立された「Bill 21」という法律が法律で争われています。
一般的には「Secularism Law (世俗主義法)」と呼ばれているこの法律。
この法律では、教員、政府の弁護士、警察、公務員など公共で仕事をする人たちが、如何なる宗教的シンボルを身にすることを禁止しています。
その中には、十字架、ターバン、ヤムルカ、そしてヒジャーブなどを含みます。
この法律が「ヒジャーブを被るムスリム教徒の女性を不均衛にターゲットにしている」と反対側を言っています。
宗教の理由でヒジャーブを被らないといけないムスリム教徒の女性は、この法律のせいで保育園の先生、小中学校の教師、政府の弁護士にもなれない。
そんな法律は中立性に欠け一部の団体だけをターゲットに人権損害していると訴えています。
アメリカでも大きな話題になった「Black Lives Matter」。
ケベック州でもシステマチックな人種差別があるとたくさんの人たちが街でデモンストレーションをしていました。
この法律はケベック州のシステマチックな人種差別を象徴する法律だと反対団体は訴えています。
宗教の自由。
そして
政教分離原則。
どちらの方が大切なんでしょうか?
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