こんにちは、けび子( @wine_holic@mstdn.jp)です。
今年は雨の多い春です。
今日も朝から雨。
まるでウチらの心を表すかの様です。
今住んでいる家も無事に売れて、やっと買う方の家のオファーを再度出してなんとか合意にこぎつけたと思ったのもほんの束の間でした。
昨日の夕方、ホームインスペクションをしました。
途中で夫くんからのテキストが入って来ました。
ココはダメだ。
オファー取り消し。
アテシはまだ仕事中だったので分かったとだけ返信して帰宅するのを待って電話をしました。
なんでも問題だらけだったそうなんです。
インスペクション中に指摘された問題点です。
サイディング素材が違法
この家が建てられた当時は違法では無かったそうです。当時最新の素材として販売されていたそうです。
この家を建てた建築会社は、この村でも他に6軒の家を建てたそうですが全部にこのサイディングを利用したそうです。
後に素材に問題が見つかり販売禁止になったそうです。
その問題は、サイディングの素材が時間と共にその役目をなさずに雨水や湿気を跳ね返さず逆に吸収してしまうんです。
コレって大問題ですよね。。。
この家も見た目は問題無いんですが、よーく見るとすでに随分と腐食していて、指で押すとスーッと指が入り込んでしまう状態だったそうです。
インスペクターから聞いた話ですが、他の6軒も全部同じ状態になり6軒全部が建て直しになったそうです。
木材の窓枠が腐食
手入れがされていなかったのが丸出しでした。サイディングだけでなく、窓枠の木材も雨水を吸収し腐食してボロボロ状態。
ある窓枠はその意味もなさずに穴が開いていて水が家の入っている形跡があったたそうです。
屋根も崩壊寸前
前回屋根を張り替えた工事が手抜きだった様です。あらゆる箇所で水捌け/水切り処理(No Flashings‼︎)が全く無い状態だそうです。
そのせいで、雨水が屋根の骨組みまで浸水しコレも腐食状態。
歩くと穴が空きそうな箇所だらけだったそうです。
暖炉の煙突も崩壊寸前
問題は、サイディング、窓枠、屋根だけでは無かったんです。暖炉のチムニー(煙突)も煉瓦で出来ていましたがボロボロな状態指で押すと壊れ落ちそうだったそうです。
特に屋根と繋がっている部分は水捌け処理がされていなかったそうで、水分を十分に吸収してしまっていてボロボロ状態。
雨、雪、氷。。。
想像しただけでも恐ろしい。
今の内に逃げろ
エアコンがない家だったので地元の業者にお願いてインスペクションに同行して貰っていました。どこに何個エアコンを設置したら良いか教えて貰う予定でした。
家の状態を見ながらこの業者さんも、今の内に逃げろと言われたそうです。
地元にも同じ家があったけど全部立て直しになったぞってインスペクターと同じことを言われたそうです。
インスペクターは最後にこう言ったそうです。
問題だらけなのは事実。というわけで、ウチらはこの家を買うのは辞退することにしました。
でも、全部修繕出来る。
お金がかかるだけ。
ただ、この家にそれだけの価値があるかは買手の判断だ。
もう一軒候補があるのでそちらにオファーをします。
でも、そこもちょっと不安な箇所があるのですよね…
このストーリー。
一体いつまで続くの。。。
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