Just Blabbering

カナダで同性婚をしたアラフィフのおじさんのたわごとです。

【EMMERDALE】アーロン・ディングル

Aaron Dingle, Danny B. Miller, Emmerdale, Robron
Aaron Dingle played by Danny B. Miller

こんにちは、けび子( @wine_holic@mstdn.jp)です。

 

アテシが毎日のように観ているイギリスの連続ドラマ「Emmerdale エマデール」。

このドラマにハマった大きな理由はアーロンと言うキャラクターでした。

今日はこのアーロン・ディングルと言うキャラクターについてちょっと書いてみたいと思います。

 

1. キャラクターを演じている俳優

2003 ~ 2006 ダニー・ウェブ(Danny Webb)

2008 ~ 現在 ダニー・ミラー(Danny B. Miller)

2008年にフルキャストとしてダニー・ミラー*1が抜擢されてから爆発的な人気を得ています。

2012年にダニーは「俳優として他の仕事もしてみたい」と言って辞めますが2014年に復帰して今に至ります。

 

2. 家族関係

実父 ゴードン・リビージー(死亡)

母親 チャズ・ディングル

父親 パディー・カーク

異母妹 リブ・フラーティー

夫 ロバート・サグドン

 

3. カミングアウトエピソード

アーロンは村のバッドボーイの中でも最悪の問題児としてレッテルを貼られていました。

短気で激しい癇癪持ち。

言葉よりも拳が早くいつも問題ばかり起こしていました。

その原因は、彼のセクシャリティにあったんです。

 

自分がゲイだって知られたくない。バレるのが怖い。

 

信じていたパディーが母親のチャズと叔父のマーロンに彼がゲイだと認めたことを話したと知ったアーロンは、自分の命を断とうとします。

若いLGBTQの自殺。

今でも大きな問題です。

 

4. ジャクソンの安楽死

一命をとりとめたアーロン。

家族や村の絶え間なく暖かくサポートで普通の生活に戻り始めます。

村の大工仕事をしていたジャクソン・ウォルシュ(役者:Marc Silcock)とデートを始めます。

ジャクソンから「I Love You」と言われてもその言葉を返せないアーロン。

どんなに愛を注いでもアーロンの暴力な気質は変わることがなく、彼の愛情は無意味だと断念するジャクソン。

ジャクソンはアーロンからの電話を運転中に取ろうとし携帯を助手席の下に落としてしまいます。

それを取ろうとしている際に列車との衝突事故に遭い全身不随となってしまいます。

ジャクソンの看病に熱心なジャクソンの母親ヘーゼルとアーロンですが、自分のために10代と言う貴重な時間を無駄にしているアーロンを見かねたジャクソンは、看病は要らないから他の人に会えと突き放します。

それでもやはりジャクソンを離れられないアーロンは初めて「I Love You」とジャクソンに言います。

自分の容態は戻る希望が無いことを知っているジャクソンは、死を選択します。

猛反対したアーロンもジャクソンとヘーゼルに説得され、最終的にアーロンがジャクソンに毒を飲まることに。

 

 

法廷で無罪判決となったに関わらずジャクソンを殺した罪悪感とそのストレスからアーロ自傷癖に陥ったんです。

 

5. ロブロンの誕生

2014年にエマデール村に戻って来たアーロン。

戻って来て数週間後にロバートと出会います。

ロバートにはお金持ちの婚約者がいます。

そんなことはお構いなしで、アーロンとロバートは禁断の恋に墜ちどんどんと深みに嵌って行きます。

ロブロンの誕生です。

 

 

一度は治ったと思われていたアーロンの自傷癖が実父ゴードン・リビージーが村に現れてから再発します。

母親のチャズとゴードンが依を戻そうとしていたのです。

 

アーロンが幼児期にゴードンから性的虐待受けていたことなど夢にも見ていないチャズ。

自傷癖を再発したアーロンを問い正し事実を知ったロバートはアーロンの側を離れることなくアーロンを守ります。

アーロンが母親に事実を話すシーンは涙なしでは見れません。

 

 

ここから実父ゴードンが牢獄に入るまでのエピソードは今までで最高級だったと思っています。

泥沼の恋愛から結婚までたどり着いたロブロン。
ファンが待ち望んでいたシーンです。

 

 

6. ロバートが逮捕される

ロバート役を演じているライアン・ホーリーがエマデール村を去ることになり、ロバートが逮捕される形でドラマを去ることになりました。

2016年から2018年10月5日まで約2年間に渡って試練の恋愛を貫いてやっと結婚出来たロブロン。

そんな幸せの結婚生活も1年と数週間で引き裂かれることになるとは誰も思っていませんでした。

 

この後アーロンが荒れるのは目に見えていますがどこまで荒れてしまうのか。。。

 

7. 最後に

このキャラクターに惹かれた大きな理由がアーロンのキャラクターデベロップメントです。

2008年から今日現在まで、9年(2年間ブランクがあるので)の間アーロンの成長を見て来ました。

暴力でしか感情表現が出来なかったアーロン。

自分を痛めつけることでストレスや罪悪感を免れようとしていたアーロン。

愛する夫そして家族のために変わろうと努力するアーロン。

最愛の夫を失い彼のコンパスはまた壊れてしまいます。

どう彼が成長していくのか続けて見届けたいと思います。

 

 

 

メインブログはこちらで頑張っています → けび子のブログ日記

 

 

*1:因みに、ダニーはプライベートではノンケの男性です。