こんにちは、けび子( @wine_holic@mstdn.jp)です。
週末から騒がしいこの騒動についてアテシもちょっと言わせてもらいます。
たくさんの人たちが「差別発言」としてSNSを通して発言しています。
その中で気になったコメントやツイートが見られたのでちょっとアテシも言わせてもらいたいと思います。
問題になっている白石正輝区議のこの発言。
あり得ないことだが、日本人が全部L(レズビアン)、G(ゲイ)になったら次の世代は一人も生まれない。LだってGだって法律に守られているという話になったのでは、足立区は滅んでしまう。
そしてこの区議員は次のように説明しているそうです。
少子化の中、子供を産み育てる大切さを教育の場で伝えて欲しいとの趣旨だった。
差別する意図はなかった。
この発言がどうして問題になるのか。
性の多様性に対する寛容性を願うLGBT+とそれをサポートする人たち。
逆に、性の多様性を宗教だとか何らかの理由で受け入れられない人たち。
この意見の違いが存在することに対して問題視しているんじゃないことをまず理解してほしい。
でも、論点はそこじゃないはずです。
白石区議がLGBT+をサポート出来ないのは残念で仕方ないです。
レズビアンやゲイは本人の生き方の問題であり、干渉する気はないが、法律で保護しようという動きには反対。(その生き方を)認めようと思わない 〜白石区議
教育でLGBT+の数が増えるような考え、そしてLGBT+と少子化とを結び付けているのが問題なんです。
LGBT+や性的少数派など性の多様性を法的に認める認めないの論議の前に、少子化は既に進んでいます。
誤魔化されないでください。
論点をすり替えないでください。
それよりも、若いカップルが育児が出来る環境を作って下さい。
それも政治家のお仕事だとアテシは考えています。
LGBT+や性的少数者に対する寛容性を教育の場で教えたからと言って、誰もかれもがLGBT+になるわけではありません。
それにLGBT+だからって子供が産めないわけじゃありませんので、大きな勘違いしないでください。
今回の発言は、性的少数派であろうとなかろうと子供を産めない人口は意味が無いようにも取れる発言です。
性的理由を超えて生物学的に不妊で悩まれている男女の方々が世の中には沢山います。
あら、逆にその方々へ向けた発言だったのかしら?
性的嗜好は別にして人が子供を産む産まないこそ個人の自由です。
LGBT+や性的少数派の人権が法的に守られている北米や欧州では日本のような少子化問題に直面していますか?
逆に、多くのLGBT+のカップルが子供を授かり育児に奮闘しています。
白井区議がアテシの生き方を認めようと認めまいと構いません。
でも、間違った認識は改めて頂きたい。
幾ら無知のせいで放った差別発言と言え、間違った認識については謝罪頂きたい。
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